バンコクに住んで5年となる。バンコクは電車・バス等の公共交通手段も充実しており、タクシーも多いので、移動手段に困ることはないのだが、長く住んでいると自由な移動を求めてどうしても自家用車が欲しくなる。
しかし自家用車は決して安くなく、公共交通手段と比べると車の購入に足踏みしてしまう人は多い。
一方、ここタイは庶民向けのバイクの流通が多いため、日本人にとっては手頃な値段で入手が可能だ。
そこで、本日は、タクシー、自家用車、自家用バイクを例に挙げ、それぞれのメリット・デメリットを交えながら、自家用バイクの購入をお勧めしていきたい。
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目次
バンコクのタクシー
車所有のメリット・デメリット
車所有による資産影響
それでも自由な移動手段が欲しい
バイク所有のメリット・デメリット
まとめ
バンコクのタクシー
バンコク市内はタクシーの供給量が多く、車保有よりもタクシー利用の方が間違いなく費用対効果は大きい。しかし、タクシー運転手の質がそれほど高くないこともあり、頻繁なタクシー利用は、ストレスにもなる。
また行き先の変更だとかは嫌がられる傾向があるので(新たにタクシーを捕まえる必要がある)、一つの目的地には安く行けるが、色々自由に移動したい場合は不自由を感じるところもあるだろう。
車所有のメリット・デメリット
メリット
・タクシーを使わず自由に移動できる。
・遠出も可能になる。
・雨季の移動に便利。
デメリット
・個人の収入に対して車の購入費用の占める割合が高い。
・他の移動手段よりも費用が割高となる。
・駐車場探しが困難。
・バンコクは渋滞がひどいので、渋滞によるストレスを受ける。
その他
・年1回の車検もないため、車の維持費は日本に比べて安い。
車所有による資産影響
車は株式や不動産などのような資産にはならないので、将来価値はゼロ。
仮に10年毎に300万円の新車に乗り換えるとすると、40年後のあなたの資産は、車を保有しない場合に比べて、逆に-4500万円(車を購入しない代わりに年率7%で資産運用する)資産が目引りすることになる。
タイの現地採用は決して収入も高くない。そんな中、無理をして車を購入する理由はないように思う。
それでも自由な移動手段が欲しい
タイはバイク生産も行われており、バイクの値段は日本と同じぐらい安い。バイクはHondaが有名なためHonda車のみで申し訳ないが、モデル名と購入価格を参考までに紹介しておく。
Honda CB1000R
購入価格 175万円
Honda CB150R
購入価格 30万円
Honda New PCX Hybrid
購入価格 30万円
Honda Scoopy-i
購入価格 15万円
値段はピンキリだが、スクーターだと15万円で買えてしまう。日本ではこのクラスのバイクは販売されていないので、アジア専用車になるのだろう。
このぐらいの価格であれば、普段乗りでなくても週末にちょこっと使うぐらいでも、費用対効果は高いと思わないだろうか。
バイク所有のメリット・デメリット
メリット
・購入費用が安い。
・タクシーを使わず自由に移動できる。
・遠出も可能になる。
・渋滞の場合は、車間をすり抜けられる。
デメリット
・雨の日は利用できない。
・事故で怪我をする確立が高くなる。バイクと車の衝突による死亡事故も多いので危険。
まとめ
・バンコクで自由に移動できる手段としてバイクは費用対効果が高い
・怪我のリスクなどデメリットもあるけれど、それ以上にメリットが多い
移動手段を持つことでさらにバンコクを知れる機会を持つだろう。
一度この機会にバイク購入を検討してみてはいかがだろうか?
終わり