タイ現地採用

タイ現地採用 プレッシャーに押し潰されそうになった時の思い出

投稿日:

バンコクに住んで5年になる。

 

タイトルの通り、プレッシャーに押し潰されそうになった時の思い出を綴りたいと思う。

 

実は1回や2回でなく、ほぼ毎年危機的な状況を迎え、重圧を感じながら仕事をしている。

 

プレッシャーのレベルで言うと実際には毎年重くなっているのが事実であるが、本日は、私にとっては初々しかった頃、タイに来た当初、初めて感じたプレッシャーについて語りたい。

 

あれは、タイに来て1年目、私もまだスタッフであった頃の話である。私はある部品の担当をしており、急遽追加で発注を受けたその部品が危うくメーカーへの納品日に間に合わないという事態に陥ったことがあった。

 

その時、私は初めての問題だったこともあり、部品製造工場でどのように調整するのかも分からなかったし、顧客であるメーカーとも交渉の余地があるのかどうかも分からなかった。

 

追加発注の依頼後の部品製造工場からの確認メールで、メーカーへの納品が間に合わないと分かった時は、青ざめた。日本で社会人経験があったとはいえ、タイでの仕事は初めての分野、一切の知識がない中での対応を迫られた。

 

最初、間に合わないという事実だけを間に受け、どうにか交渉できないものか別の部門にタイ人マネージャーにメーカーのタイ人担当と交渉できないか相談してみた。

 

結果は、あっさりと断られた。タイ人同士であれば調整が効くだろうと思い、お願いしてみたのだが、私の部門の仕事だからか、こちらが半泣き状態でお願いしているにもかかわらず、それは出来ないというだけだった。

 

その頃から、その部門に対して変な敵対心を持つようになり、逆に私もその部門からのお願いはあまり受け入れない姿勢で臨んでいたこともある。最近は、会社のことを考えて、そういう非効率な敵対心は持たず、どの部門ともフラットに対応するように心がけている。

 

話はずれたが、私が感じたのは、タイ現地採用の仕事は誰も助けてくれない。問題は自分で解決するしかないということを学んだ最初の瞬間だったかもしれない。日本であれば、上司や周りの同僚に相談できる人がいて、困ったときもチームワークで乗り越えることができた思い出があるが、ここタイはみんなで協力して何かをやろうというのはないかもしれない。他の部門の仕事は我関せずだ。

 

問題の続きに戻ると、別の部門のタイ人マネージャーに交渉を断られてから、頭が真っ白になったが、何とかしたいという強い思いで、その日の最後に、部品製造工場へメールでの再検討依頼だけ送るようにした。

 

家に帰ってから、その日のストレスで初めて男泣きをした。正直会社でも泣きそうだったが、当時付き合っていたタイ人彼女が私の様子がおかしいことに気づき「どうしたの?」と声を掛けられて、溜まっていたものが一気に吹き出した。

 

散々、男泣きをしたことで、精神状態が落ち着いてきたことも功をそうしたのか、翌日に部品製造工場の担当に電話を入れ、冷静に状況を説明できた。相手も理解してくれ、日程の保証はできないが、間に合いそうな日程で調整してもらえることを電話で約束してもらう。

 

最終的には顧客のメーカーに無事納品できた。

 

以上となるが、タイ現地採用は日本と違い簡単に周りの助けを借りられない。よって、自分の少ない裁量の中で解決していかなければならないことが多々あるのである。ここを乗り越えられない人はタイの現地採用は長続きしないだろう。

 

終わり

 

 

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